この記事でわかること
- ビジ法2級を効率的に勉強する方法
- ビジ法2級の問題の解き方
本ページはビジネス実務法務検定2級の勉強法と問題の解き方にフォーカスした記事となっております。
この記事の記載通りに勉強すれば、ビジネス実務法務検定2級に合格できるはずです。
なぜならば私は法律知識ほぼゼロの状態から、2冊の本のみ使った学習でビジ法2級に一発合格したからです。
ビジネス実務法務試験の概要と全体観については↓の記事をご覧ください。
テキストは合格に必須ではない
ビジ法2級に合格するためにテキストは必要ありません。
テキスト無しに知識が身につくのか?という疑問を持つ方はいらっしゃると思いますが、本当にいりません。
絶対読みたい!って方は止めはしませんが、試験を突破する上では必須でありません。
ビジ法の問題は、書かれている文章が合っているか否かを問われる問題なので、問題集を読んで答えを見るだけでテキストに載っているであろう内容をほぼ網羅することができます。
使用する本は、
TACの「ビジネス実務法務検定試験(R) 一問一答エクスプレス 2級 」 と
東京商工会議所発行の「ビジネス実務法務検定試験2級公式問題集」
の2つです。
TAC 一問一答エクスプレス
特徴
一問一答エクスプレスは、左ページに問題、右ページに答えと解説が記載されています。
右ページを隠しながら左ページの問題を解いて、解答解説を確認していくという流れで学習を進めていきます。
問題文が短いため知識が無い状態でも読みやすく、スキマ時間に学習するのにピッタリな問題集です。
私はAdobe Scanアプリで1ページずつPDF化しスマホにいれて通勤時間に読んでいました。
勉強する順番について
私は一問一答エクスプレスの前から順番に進めていきましたが、
ビジ法2級は分野ごとにボリューム、難易度が異なりますので
簡単でボリュームが小さい章から進めることをおすすめします。
長い章だと読んでも読んでも終わらないのと、
難解な内容が続くとすぐに疲れてやる気がなくなりますよね。
はじめは雑魚キャラ(簡単な章)を蹴散らしてビジ法の問題形式に慣れレベルを上げてから、
ボスキャラ(難しい章)に突入することをお勧めします!
各章のページ数と難易度について
こう見てみると章ごとにかなりボリュームが異なりますよね。
個人的にきつかったのが第4章の債権の管理と回収です。
ボリュームが多いうえに難しいのでなかなか先に進めませんでした。
解いても解いてもまだこんなにページが残っているのか・・・ と、残ページ数を都度確認していました(笑
逆に第6章以降は、第4、5章に比べると量も少なく理解しやすい内容なので、さくさく進めることができます。
学習進める順番の提案
第6~8章は量も少なく内容も難しくないのでさくさく終わると思います。
「第5章企業活動に関する法規制」は量が多いですが、内容はさほど難しくないので序盤にもってきてもいいと思います。
個人的に後悔しているのが第4→第5章と続けて進めてしまったことです。なかなか進まず嫌でしたね。
今やるとしたら、第4章は最後にやろうかなと思います。
第1,2,3,5,6,7,8,4章の順番か、第5,6,7,8,1,2,3,4章の順番にします。
各章に関連性は無いのでどの章から進めてもOKですが、
とにかく第4章と第5章を続けないで離すことをお勧めします。
シンプルに辛いので・・
2周+αする
まず、1周目は問題と答えを同時に見ます。
当たり前ですが、勉強していないので基本的に解けなくて当然です。
これって常識でしょ?って問題もあるので、なにもしなくてもできる問題も結構あったりします。
答えを読んで意味を理解したらもう一度問題を見て解けるかを確認します。
2周目は答えを隠して解いて、できなかった問題、難しいなと感じる問題に印をつけます。
最後に2周目に印をつけておいたところをもう一度解きます。
間違えたところは2周目と違う印をつけておきましょう。
2回印が付いたところが自分が苦手なところなので、ここは時間をかけて確認します。
私は何度読んでもわからない問題が何個かありました。気になりますが、合否には影響ないので次に進んでしまいましょう。
「ビジネス実務法務検定試験®」公式問題集
特徴
前半に1章から9章まで分野ごとに問題があり、後半に模擬試験1題と、過去問が2題あります。
TACの一問一答と章の順番が違いますが、内容はほぼ同じです。
たまにわからない問題がありちょっと焦りますが、大半はTACの一問一答エクスプレスの内容ですので大丈夫です。
勉強の進め方
問題形式が本試験と同じなので、問題の解き方に慣れていきましょう。
問題一発目からページが大量の文字で埋め尽くされており圧倒されます。
一問一答エクスプレスとほぼ同一内容ですが、見た目がきついですよね
一問一答エクスプレスで問題に慣れていないと、すぐに心が折れそうです。
模擬試験と過去問は時間を計って解きましょう。
はじめは時間が掛かると思いますが、解くスピードの大体の目安がわかると思います。
わからなかった選択肢には印をつけておきましょう。
ビジ法の問題形式上、わからない選択肢があっても他の選択肢がわかれば問題自体は正解できてしまうためです。
直前期はこのわからなかった問題を中心に仕上げを行います。
答えを覚えてしまうと思いますが、それでOKです。
試験でも同じような内容が出るので問題によっては瞬時に解けるようになります。
問題の解き方について
① 選択肢が4、5個あり、その中から適切 or 不適切を1つ選ぶパターン
② 選択肢が4、5個あり、適切なものの選択肢の組み合わせを選ぶパターン
③ 選択肢が4、5個あり、それぞれの○×が正しい選択肢を選ぶパターン
ほぼこの3つです。
パターン①は最も一般的な問題形式ですがビジ法2級ではそんなに出ません。
パターン②が大半を占めるのですが、この選択形式により難易度がだいぶ下がります。
というのも、パターン②、③は、例えすべての問題がわからなくても、わかるものが2,3個あれば解けるためです。
公式HPに載っている問題で確認してみましょう。
アからオまで文が並んでいますが、アは×、イは〇がわかる、それ以外は不明 としましょう。
アは×なので、選択肢①、②は消えます。
そして残った③,④、⑤のうち、イが含まれているのは③だけなのでこの時点で正解③を選ぶことができます。
明らかに正誤の見分けがつくものがたいてい2,3含まれているので、例えわからない問題やあやふやな理解のものがあったとしても幅広くまんべんなく学習していれば問題自体は正解することができます。
この例のように選択肢のうち2個位わかれば解けてしまう問題が大量にあります。
効率的な勉強方法で合格しよう
勉強内容は実務に役立つものばかりですので、やっておいて損はないです。
ビジ法2級はそんなに難しい試験ではないので、問題集と過去問をおさえるだけで合格することが可能です。
使用する本は、
TACの「ビジネス実務法務検定試験(R) 一問一答エクスプレス 2級 」 と
東京商工会議所発行の「ビジネス実務法務検定試験2級公式問題集」の2つのみでOKです!!
効率的に低予算でさくっと合格しましょう。皆様の合格をお祈りします!