文豪に愛されたとんかつ屋
かつ吉水道橋店は、三島由紀夫氏や川端康成氏らの文豪たちにも愛された、老舗とんかつ店です。
菩提樹水道橋店は、かつ吉の系列店でかつ吉から徒歩一分程の至近です。和牛ハンバーグと自然派ワインを楽しむレストランを標榜しており、住み分けしています。ただしランチメニューにかつも入ることがありますので、かつ吉が混雑して入れないときなどに覗いてみることをお勧めします。
JR水道橋駅、地下鉄の水道橋駅から徒歩も数分のアクセスがいいお店です。歴史を感じる店内で食べるとんかつは最高に美味しいです。
白山通り沿い、水道橋交差点よりすぐ、東京ドームシティ・ミーツポート向かいにございます。この地で屋号を掲げてから、今年2019年で57年になります。
かつては三島由紀夫氏や川端康成氏らの文豪たちにも愛された、かつ吉・菩提樹の中で最も長い歴史を持つ店舗です。
階段を下りた店内は、玉川上水の水道木管をはじめ、味わい深い古木や無垢材をふんだんに使った、古民家のような大空間です。
ずらりと並んだ2千個もの骨董、数々の書や拓本などが、重厚な店舗空間を作ります。
座敷の奥に飾られた「天下第一関」の拓本は、万里の長城東端にある「山海関」という最初の関所に掲げられたものです。映画『レッドクリフ』(原題: 赤壁)にも登場した、「赤壁之賦(せきへきのふ)」も飾られています。
古くからのお客様に最も多くお越しいただけることも、この水道橋店の大きな特徴です。かつ吉の基礎を造らせていただいた店、お客様に育てていただいている店、という思いがあります。
「昔、おじいちゃんが連れてきてくれていた。今大人になって自分でここに来ることができてうれしい。」
そんなお言葉を頂戴できることは、私たちにとって本当に大きな励みとなります。
かつ吉HPより一部抜粋
歴史ある有名店ですので、結構高いのかなとおもいきや、ランチは1,000円ちょっとで手軽に食べられます。
ランチは日替わりで、公式HPに掲載されるので来店前にチェックするのをおすすめします。
かつ吉水道橋店
かつ吉は地下にあります。階段を下りて戸を開けると、席に案内される前にここで待つよう店員さんに言われます。階段を下りる時点で老舗の雰囲気をひしひしと感じます。この待機所もなかなかの風情があります。この時点で期待が膨らむ雰囲気です。
席に通されますと、おしぼり、お茶とデカいメニューがお出迎えしてくれます。
で、でかい・・・!メニューがどデカイ。
大きいので眼が不自由な方でも見やすいですね。
ランチは数種類のメニューが日替わりで3つずつ供されます。1番安いのが1,100円のカツ丼セットですが、この日は若鶏おろしカツが一番安い1300円です。
定食は、白いご飯と青じそ混ぜご飯のどちらかを選ぶことができます。青じそご飯がおすすめです。青じそご飯がかつに合います。
まず、サラダと漬物が供されます。
サラダおかわり自由 3種のお漬物 おかわり自由 オリジナルソース 渋い呼び鈴
サラダと漬物はお代わりできる旨、配膳時に店員さんに言ってもらえます。
和風のドレッシングを置いてもらえますが、ごまドレッシングなどもあるので店員さんにお願いすればもらえます。
卓上には2種類のソースが備え付けられております。両方とも自前の製品です。
卓上には各席に渋い呼び鈴があり、店員さんを呼ぶときはこれを鳴らします。こういう呼び鈴を昔はたまに見ましたが、本当に目にしなくなりましたね。それにしても渋いな~いいな~・・
段々こういった昔ながらのものが愛おしく感じるようになってきました。年齢ですかね。
若鶏おろしかつを待ちながらサラダを食べはじめます。特別珍しさはないサラダですが、シャキシャキ新鮮で美味しいです。
漬け物もつまみながら待つこと5分ちょいでしょうか、来ましたよメインが。
青じそ混ぜご飯
かつきち菩提樹のカツはビジュアルがいいんです。広いお皿に、凛と正座をするような雰囲気で佇んでおります。お皿の柄もなんだかすごいですね。漫画のコマみたいです。
パッと見は小さく感じるのですが、カットが大きいため個数が少ないのせいかと勝手に分析しています。厚みがあるので1つ1つの食べ応えはかなりしっかりしています。衣は工芸品のような美しい趣です。
そして青じそ混ぜごはん。これがカツを引き立てる名脇役。揚げ物に最高に合う飯です。
味噌汁。赤だし、なめこが染みます。最高。
ご飯、お味噌汁、サラダ、漬け物がお代わり自由なのでなにをお代わりするか自問自答してしまうランチです。
おなかいっぱいになるので、午後余裕がある日に行くことを、おすすめします!
菩提樹 水道橋店
菩提樹水道橋店は、かつ吉の系列店でかつ吉から徒歩一分程の至近です。かつ吉が混んでいて入れないときなどに覗いてみるのがおすすめです。
個人的には、かつ吉より菩提樹の方が私は好きです。メニューや雰囲気などお気に入りです。
「シルクロードをイメージした美術館のような空間で、最高級の牛肉料理と自然派ワインを心行くまで楽しんでいただきたい。」そう考えて造ったお店です。
ハンバーグ、ステーキなどの焼き物を作る専用のグリルがあり、毎日たくさんのハンバーグ、ステーキを作っています。
伝統あるとんかつと長年看板メニューとして販売してきたハンバーグ、四季折々のアラカルト、レストラン限定プレミアムビール、ナチュラルワインなどご用意しております。
接待、ご宴会、家族のお祝い、デートなど幅広くお使いいただけます。
菩提樹水道橋店HPより
こちらもかつ吉同様地下の店舗ですが、階段を下りる段階で厳かな雰囲気を感じます。
店内は広々としていて、かつ吉とはまた違った雰囲気のお洒落な内容です。
地下に進む階段 店内の様子 オリジナルソース
ハンバーグとステーキがイチオシの菩提樹ですが、かつのメニューもあります。
私のイチオシはてごねかつ定食です。所謂メンチカツなのですが、ニンニクが入っていて、これがめちゃめちゃ美味しいんです。
かつ吉と同じようにサラダ、漬物が提供されおかわり自由です。漬物の種類が若干かつ吉と異なりますね。
サラダをおかわりして食べていると、やってきました。てごねかつ。
てごねかつ てごねかつ断面
キレイですよね。かじると肉汁が溢れ、ジューシーさににんにく味が加わり本当に美味しいです。にんにくが合いますね。メンチににんにくってこんなに合うのかと驚きます。
かつ吉と同様にご飯、味噌汁、お漬物、サラダすべてがおかわり自由なので、確実にお腹いっぱいなることができます。食後には梅昆布茶と新しいおしぼりをいただけました。サービスもいいお店です。
かつ吉、菩提樹で楽しいランチタイムはいかがですか
かつ吉&菩提樹は雰囲気のいい内装と、美味しい料理でお腹いっぱいになれる素敵なお店です。
水道橋にお越しの際は、是非行ってみることをおすすめします。
青じそ混ぜご飯、てごねかつがオススメです。