この記事でわかること
- 中国の残高確認書の書き方
- 勘定科目の中国語
この記事では中国語の残高確認書の書き方を説明します。
日本国内取引先の残高確認書の書き方、英語の残高確認書については、↓の記事をご覧ください。
中国語の残高確認書が届いたらどうすればよいか
突然届くので驚くかもしれませんが、恐れるものでも、難しいものでもありませんので安心してください。
会社により対応部署が異なりますが、経理部門が対応する場合が多いので、
まずは自社の対応部署がどこかを確認しましょう。
もしあなたが対応する場合は、下記の通り処理しましょう。
日本語、英語で書かれた残高確認書とやることは一緒です。
送られてきた会社が売掛金の残高を聞いてきたのであれば、自社の買掛金残高を記載すればOKです。
その際、金額に差があったとしてもありのまま残高を記載すれば問題ありません。
もし差額の理由がわかれば、備考欄などに記載しましょう(義務ではありませんのでできる範囲で)
そして会社名を記入、回答責任者(営業部長や経理部長)がサインします。
なお、私の経験上、中国語の残高確認書の場合、英語が併記されていることが殆どです。
使われる単語はほぼ毎回同じ
中国語がわからない方でも、残高確認書の回答は可能です。
というのも、すでに勘定科目が印字済のものがほとんどであること、また、
中国なので、漢字で記載しても大体意味が通じるためです。
中国語がびっしり書いてあるので、面をくらうと思いますが、見るべきポイントは決まっています。
それは、相手の会社名と、いつの時点か、と勘定科目とその金額です。
应收账款 というのは売掛金という意味で、应付账款 というのは買掛金を意味します。
大体は売掛金と買掛金を回答するのが殆どですのでまずはこの単語を覚えましょう。
他、わからない単語があればGoogle 翻訳で調べればなんとかなります。
なお、中国語を打ち込むのがそもそも難しいので、日本語→中国語 や英語→中国語 など逆に翻訳するのがおすすめです。
なにを聞かれているのか自信がない場合は、内容がわからないときや時間がないときは、
会社名、責任者のサイン、確認した日を記載し、取引先に対する明細を添付して送ってしまいましょう。
日本に送られてくる残高確認書のほとんどは所謂四大監査法人からのものです。
様々な言語に精通した専門家が多くいるため、仮に日本語(漢字)での回答でも大丈夫だといわれています。
日本語だけでは心許ない という方は、英語を併記しておけばほぼ問題ないと思います。
残高確認書によく出てくる中国語
最後に
中国語の残高確認書の処理方法についてご説明しました。
慣れていないと焦ると思いますが、パターンは限られており、中国語は字面でなんとなくの意味もわかるので大丈夫です。
落ち着いて処理を行いましょう。
私も同僚も中国語は読めませんが
今までトラブル等はありません。
なんとかなるもんですね(笑